成田山 川越別院を散策 ~ 川越市久保町
今回は、成田山 川越別院を散策してみました。正式名称は、成田山川越別院本行院(なりたさん かわごえべついん ほんぎょういん)という長いものです。川越不動とも呼ばれます。
前回ご紹介した、喜多院と近い場所にあり、川越第一ホテルからは徒歩でも約20分少々といったところでしょうか。
喜多院とならび、七福神巡りのひとつでもあります。この日は、2月前半ということもあり、かなり寒かったですが、パチパチと写真を撮ってきましたので、ぜひご覧下さい!
毎月28日には蚤の市(のみのいち)で、11月には火渡り祭で賑わう寺社です。
蚤の市(のみのいち)は、朝5時から夕方4時頃まで開かれ、境内には100店舗近い骨董品、古民具などを扱うお店が出店し、境内では足らずに外の道にまではみ出しているお店があるほどです(笑
お店と掘り出し物を探しに来るお客さんで境内は大変にぎわいます!
火渡り祭は、毎年11月23日におこなわれ、境内で山伏たちが煩悩(ぼんのう)に見立てた薪(まき)をゴウゴウを燃やし、その残り火の上を参拝客が素足で歩くというものです。
ただし火の上にゴザを敷いてその上を歩くので、基本的には火傷の心配などはありません。ただ熱いことにはかわりないので、駆け足で走り抜ける人やつま先で恐るおそる歩く人もいます。
密教の法具である「大五鈷杵(おおごこしょ、だいごこしょ?)」。「大五鈷杵」に触れることで、お大師様とのご縁をさらに深めることができると言われています。
黄金色がまぶしく、いかにもご加護のありそうな法具です。成田山に行かれた際には、しっかりと触れてお大師様とのご縁を深めてみて下さい。
本堂に上っていくと、右側にお釈迦さまのお弟子の一人「おびんずる様」が安置されています。
「おびんずる様」を撫でると、病気を避けることができると言われているそうです。
一見、怖そうにも見えますが、神通力にすぐれていたそうです。
おびんずる様は、その神通力を人間に使い過ぎて、お釈迦さまに怒られ涅槃(ねはん)を許されず、お釈迦さまの滅後も人々を救い続けることとされたそうです。
怖そうな顔をしていますが、人情味のあるお弟子さんだったんですね・・・
魚がいるか見てみましたが、寒かったせいか魚の姿は見えませんでした。
この時期(2月)は、木々も寒々しいですが、春先からはきれいな緑が見れることでしょう。
いかがでしたでしょうか。今回は成田山 川越別院でした。
ぜひ川越を訪れたら、立ち寄ってみて下さい。
成田山 川越別院のデータ・地図
川越第一ホテルから、徒歩で約20分、車なら10分弱程度
成田山川越別院本行院
所在地: 〒350-0055 埼玉県川越市久保町9−2
電話: 049-222-0173